社長挨拶

　私たちの業界は過去３回の変革の波を乗り越えてきました。

　１回目は「ガリ版から活字」への変革。２回目は「活字からワープロ」への変革。そして、３回目が「Webを含むワープロからコンピューター」への変革でした。

　それぞれの隆盛の時代は、IT化の進行とともに終焉し、今第４の波が到来してきています。「平成の黒船襲来」とも呼ばれる、紙媒体から電子媒体への「電子出版改革」がそれです。

　IT化はさらに加速していきます。便利な部分が増えるにつれ、人と人との直接的なコミュニケーションが減少し、寂しい社会が構築されます。

　私たちは、自然の猛威には逆らえず、その苦境の中で、繰り返し再建・再構築をしてきました。

　しかし、仕事の上では、私たちが誠意をもって対応することでいくらでもお互いが共感し感動できる場面を作り上げることが出来ます。自然の猛威によるダメージに比べれば、今回の第４の波への対応は、工夫することでいかようにも対応が出来、お客様の手助けにつながることが可能になると考えています。

　この事を実現する為に、私たちは常に夢を持ち、今何が出来るのかを考え、創意工夫を繰り返し前に進むことが使命であると考えています。

　電子媒体の面白さ・便利さが広がるなかで紙媒体の貴重さを工夫することで、新たな電子媒体と紙媒体の共存が可能になると考えています。

　私たちの工夫は、幅広く革新的なものにしていきます。

　皆様のより一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社興栄社　代表取締役　菅野　潔

会社理念

　デジタル化が進むことにより、従来の印刷に加え、コンピューター・インターネットを利用した仕事が広がってきております。

　当社では、これら2方向の業務を、別々の縦割り業務とするのではなく、お互いの利点を合致させた横割業務を円滑に進める工夫をすることで、老若男女問わず、社内業務が一つになって動くこと、さらに、お客様のご要望に対しどの工程で制作することが最も無駄が無く効率が良いのか、ということを常に考えご提供するとともに、物作りの喜びを社員そしてお客様と共に味わえる密接な関係作りを大切にすることを会社理念としております。

• 協調【cooperation】
• 考察【consideration】
• 環境【environment】
• 貢献【contribution】
• 共存【coexistence】
• 感動【impress】

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