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2022年1月17日
雑煮に使われる餅は、「東の角餅、西の丸餅」といわれるように、東日本ではのし餅を切った四角い角餅、
西日本は丸い小餅を食べることが多いとされています。
今回は、なぜその様になったのか?について調べてきました。
【境目】
一説には、境目は岐阜県の関ケ原辺りと言われています。
関ケ原より東では角餅、西では丸餅が一般的なのだそうです。
【なぜ角餅?】
●武士が戦を前に「敵をのしてしまおう!」と、のし餅を四角く切り、縁起を担いで食べていたという説
●丸餅は1つ1つ手で丸めるため手間がかかりますが、角餅の場合はのし餅を切るだけです
早くたくさんの角餅ができて効率がいいため、角餅が広まったという説
※人口の多い江戸では、釜戸が一つしかない長屋住まいの人は餅をついて丸める余裕がなかったため手早く大量に作れるようにとのし餅を作り一気に切って角餅にしたともいわれている
【なぜ丸餅?】
●「角が立たず円満に過ごせますように」という思いが込められている説
※そのため丸餅を使ったお雑煮の場合、野菜などの材料も丸く切って入れるのだそうです
●円形は生命の根源であり神聖なものとされたため、刃物で切ることは禁忌であり、食べやすいように小餅にされた説
※丸い餅に刃物を入れるのはタブーとされるため、鏡餅などの固くなった餅は槌などで開く(たたき割る)方法をとるそうです
【ミニ情報】
トースターにくっつかない餅の焼き方
①1?2分ほど予熱し、網を熱々の状態にしておく
②餅をのせて4?5分ほど加熱する
③表面がこんがりしたら1分ほど置いておく
④予熱することで、餅が網に触れたときに表面を焼き固めることができくっつきにくくなる