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株式会社興栄社

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3分スピーチ紹介

キャベツウニ

2021年9月7日

ウニ
今日のテーマはこれです。
これ何だか分かる方いらっしゃいますか?
ヒント海に潜って採ってきました。
生きている時は棘があります。

今日のテーマはウニですが、ウニはウニでもキャベツウニ、厄介者がブランドになる話について調べてきました。

キャベツウニと言うのは磯の海藻を食い荒らす駆除対象になっていたムラサキウニに流通企画外の廃棄キャベツを食べさせて養殖して身入りを良くしたもので、神奈川県が商標登録をして新たな名産品として売りだそうとしているものです。

近年、沿岸漁場から海藻類がなくなる、磯焼けが全国的に発生しています。それにより海藻を餌とする、サザエやアワビの減少が問題視されています。その原因を作っているのが主にウニ達で、かつ、自らも磯焼け、海藻不足で餌が足りずに身が痩せ細り味も苦くなり全く食用に向かなかったそうです。不健康な状態のムラサキウニを簡単に健康に出来る食材がキャベツでした。ウニが身を太らせたい時期と、三浦半島で企画外のキャベツが沢山余るタイミングが重なり廃棄キャベツを与えてみたところムシャムシャと食べている様子はかわいいとネットで話題にもなりました。

ここで1番気になるのが、キャベツを餌にしたらウニって美味しくなるのかなぁという事です。そもそも海の生き物が陸の野菜を食べる事にさえびっくりですが、キャベツだけを与えられたウニは、見た目は身入りも良く鮮やかな黄色で、味は甘みが強く苦味もほとんど無くなるそうです。磯臭さが消え、本来ウニが苦手な人でも美味しく食べられるようになるとの事です。

そんなキャベツウニ去年から限られた地域ではありますが少しづつ販売を開始しているようですので、早く食べてみたいです。

またキャベツの他に、全国では、白菜やブロッコリー、ミカン、トマト、アスパラもウニに食べさせる取り組みが進んでいるようなのでいずれは食べ比べが出来るかもしれません。

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